> 知恵のない人々(904) < >2023-R.5-2.24-NO.2917 <
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* 悪人たちの国家(599) *
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ロシアの侵略から1年が過ぎ、ウクライナは未だ生きている。民主主義と専制主義、
権威主義、独裁主義の戦いになった戦争はウクライナを破壊し、ウクライナの人々を
踏みにじり、血みどろの地獄を齎した。言葉に成らせない現実に人間の自由への
意思と欲望をウクライナの人々は世界に示しているように感じる。
人間としての生き方を求める戦争は自由な人間か、それとも奴隷になるかの選択で
あり、ウクライナの人々は自由な人間を求め戦っている。この戦争は世界中の人々が
理解していると思うが、ウクライナとロシアの戦争ではなく、民主主義と専制主義の
戦いであり、民主主義国家としては決して負けることが出来ない戦争ではないか。
ウクライナは西側諸国の武器の供与と民主国家の人道的支援と精神的声援が戦争への
勇気と活力、精神力で戦争を継続していると言える。
この戦争により、世界中が困窮し、大きな被害を受け、ロシアのウクライナへの侵略は
民主国家と独裁国家の戦争以外の大きな問題に発展している。ロシアの時代遅れの欲望が
世界中を困窮させた責任は単なる二国間の問題ではなく、世界中に連鎖反応的に拡大し、
この戦争が齎した被害は天文学的であり、最早取り返しが出来ない。