> 知恵のない人々(870) < >2023-R.5-1.16-NO.2883 <
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* 悪人たちの国家(565) *
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政治家たちの喧嘩外交にはうんざりする。相手国を敵国と指定し、喧嘩腰で外交
することに何か意味があるのか。
現首相が保有すると決めた「敵基地攻撃能力」は抑止力と言うが、その抑止力とは
どのような効果があるのか、国民に詳細に説明する必要がある。
抑止力を持つ事で、敵国に対して、どのような効果があり、それによって日本の
平和はどれほど得られるのか。例えば中国や北朝鮮は軍事力を増強しているが、
それらの国が保有する軍事力に対して、日本の抑止力はどの程度の軍事力をもって
抑止力として満足できるのか。
中国、北朝鮮は核兵器を保有し、いつでも日本を攻撃できると言われている。この
状況に対して、日本はどの程度の軍事力で対抗するのか。国民の生命と財産を
守る為に2023年以降何年でどのような軍備を備えることで抑止力となり得るのか。
5年間で43兆円という軍事費が国民の税金から捻出されるようだが、その抑止力は
中国、北朝鮮への抑止力として十分とする根拠を示さなければならない。
中国、北朝鮮、ロシアが敵国に成り得ると想定しているようだが、これらの国が
日本に対してどのような態度を示したとき、敵国と見なすのか。
日本は民主国家であり、中国、北朝鮮、ロシアは独裁国家と言われているが独裁国家
ならば日本は全て敵国と見なすのか。
憲法や経済を無視した現政権と現首相の軍事強化は子供たちの将来の希望や
国家間の人的交流に大きな問題を形成し、国家に対して何一つ利点を齎すことは
ない。
軍事的抑止力には憎しみと差別を助長するだけで、世界の問題の解決にはならない。