> 知恵のない人々(839) < >2022-R.4-12.9-NO.2852<
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* 悪人たちの国家(534) *
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その国に軍事力がなければ、日本の政治家たちはその国を軍事侵略するのか。
嘗て、日本は他国を軍事侵略して、他国を破壊し、人々の命を奪い、その国を
征服し、領土を奪い。日本中で国民は喚起の雄叫びを揚げた。
日本の政治家たちは過去の栄光を軍事力に求めているのか、それとも過去の
軍隊による侵略への他国の復讐を恐れているのか。
「敵基地攻撃能力」と言う軍事力にどのような思惑が潜んでいるのか。軍国主義
という破壊主義を未だに信仰する政治家たちは四割の国民の支持者を操り、
この日本をどこに連れて行こうとしているか。
民主主義と言う国民を主権者とする国家に於いて、軍事力と言う究極な暴力を
他国との外交的決別を前提にした戦争状況を想定する政治家たちの心情に
恐れを感じると共に教育上の敗北を感じる。
何が軍事力へと政治家たちを導くのかと考えると行き着くところは「天皇制」では
ないのか。
軍事力「敵基地攻撃能力」と言う軍隊が守るものは「天皇」であり、日本の象徴に
留まっている「天皇」を日本を支配する存在に奉ることで、日本の独裁者である
天皇を戦争で守るという大義名分が形成される。
民主国家に於いて、戦争で守るものはある意味存在しない。戦争に至らない
方法を考える。それは戦争が如何に愚かな争いであり、戦争で失われる過去と
未来を民主国家の国民ならば適切に理解し、教育で学んでいる筈だからだ。