現在の日本で「敵国」と見なす法的根拠を示し、なぜその国が「敵国」に
成らなければ成らなかったのか。その根拠を国民に示すべきだ。
敵国が存在するから、敵国が軍事攻撃をするから、だから、そのように成らない
為に軍事力が必要では理由に成らない。
これまでの歴史上の軍事力は他国への「侵略」「略奪」、国内的には独裁者の
権力の維持に軍事力が利用された。
戦前の日本の軍事力の保有には「理由」あって、「天皇」と言う存在が軍事力を
利用し、国益の為に「侵略」「略奪」を繰り返した。
日本の戦前と戦後の日本は全く別な国家であり、戦前は軍国主義国で軍隊は
他国への「侵略」「略奪」の為に必要な国家組織であり、軍隊は憲法に於いて、
法的に正当であり、如何なる法にも反しない存在だった。
しかし、戦後の日本は戦争に負け、無条件降伏という屈辱を受け入れ、軍国主義
から民主主義に国家を変え、新たな憲法を受け入れた。受け入れた「憲法」は
「戦争の放棄」「軍隊を保有しない」と言う憲法。平和国家そのものの憲法を保有する
ことに成った。
憲法に於いて現政権が主張する「敵基地攻撃能力」は「憲法違反」であり、
現政権は「国家犯罪」を犯しつつある。