狂人は大ナタを振り回し、人々の首を跳ねている。先進国は大ナタを渡したいが
それはなかなか出来ない。渡せるのはせいぜい台所包丁程度、それでも、殺される
人に取っては藁にも縋る喜びだが、大ナタと包丁では勝負にならない。
哀れなのはウクライナの人々、先進国の人々の気持ちも分かる。おいしい食事と
楽しい遊び、幸せで暖かい綺麗な家、欲しいもは何もない、なぜって、全てが
揃い、もう天国そのもの、まあ、ああそうかいってところだ。
幸せすぎる先進国の民主主義が悪いのか、それとも狂ったように人を殺し続ける
ロシアの独裁者が悪いのか、勿論、悪いのはどちらかなんて愚門ではあるが、
しかし、その狭間で殺され続ける人々の運命は、そして、その映像を見続ける
世界の人々の運命は、余りにもかけ離れた境遇、神の言うところの天国と地獄とは
今の現況ではないか。
死んでも死にきれない人々と死にたくないから死なない人々、なんで、こんな狂人の
愚行によって死ななければならないのこんな死に方はしたくない。死にたくないから
行かない、狂人でしょう、狂人は何をするか分からない、死なない為にはいかな
ければ大丈夫。
時代が変わった。民主主義は平和の象徴、平和だから民主主義、結局、軍隊の
時代はもう存在しない、軍隊は飾り物で殺し合う組織ではない。
願うのはウクライナの人々の無事、死なないでくださいという願い。
戦うのがやなら、ロシア人を母国に返し、今の現状を伝えて貰えば、少しでも
ウクライナの人々の命を救う役に立つのではないのか。