> 知恵のない人々(784) < >2022-R.4-10.3-NO.2797<
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* 悪人たちの国家(479) *
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自衛力の強化を望む日本国民が七割を超えると報じられたが、本当かと疑う。
日本国民の四割が軍国主義者と思っていたが、実は七割が軍国主義者という
ことなのか。
国民の七割が軍国主義者ということであれば、日本の平和国家は偽りであり、
日本は軍事国家ということなのか。それとも自衛力は軍事力ではなく、あくまでも
自衛の為の備えであり、平和国家は維持され、平和憲法には違反していないと
いうことなのか。
日本は戦前は軍事国家であり、軍隊による他国への侵略を行っていた。軍事
国家として戦争し、その結果、戦争に敗北し、無条件降伏という敗戦国になり、
軍事力の解除、平和国家を見なした平和憲法を受け入れ、憲法に「戦争の放棄」
と「軍隊の保有を認めない」と明記され、敗戦後77年間という長い年月、日本は
平和国家として歴史を刻んで来た。
日本の戦後77年間は「戦争もなく」、自衛力が必要とされる局面もほとんどなかった。
そんな日本ではあるが、国を守る手段として、自衛隊という武力組織が存在し、
組織の実情は軍事力であり、世界の軍事水準では自衛隊は軍隊であり、平和憲法
に違反している。