ただ、「金の亡者」にも色々あり、他人の金に頼る亡者、自分で稼ぐ亡者、後者は
何も問題は無いが、前者には問題がある。例えば税金を目当てに政治家に近づく
盲者は、理性を失っている人が多いのではないか。
国民の四割が「金の亡者」ならば、日本はもう終わりだ。国の借金は地球の
直径と同じ一万円札の高さに成っている。地球の直径は一万二千キロぐらいで、
日本の借金は1200兆円、この数字が一万円札の高さで一万二千キロぐらいと
いうことで、想像を絶する借金が日本にはある。全て政治家たちが作り出した
借金だ。
「国葬」になる政治家も日本を借金地獄に落とした政治家であり、「国葬」に
成るべき人物とは到底思えない。
殺された政治家が「国葬」になると言うが、理性を失った現政権が主導する
「国葬」は「国葬」としての輝きはなく、ただ、目の前を「空白の棺」が通り過ぎる
だけ、心もなければ、信念もなく、涙を流すのは「金の亡者」ばかり、金が舞い散る
桜並木を現首相を先頭によろよろと進む風景はなんとなく物寂しくもあり、何となく
哀れみも感じる。
平和国家から軍事国家へと憲法改正が進むのであれば、この「国葬」を
恨む国民は後悔するのではないだろうか。