> 知恵のない人々(759) < >2022-R.4-9.6-NO.2772<
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* 悪人たちの国家(454) *
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謙虚さが在ったら「国葬」なんて出来ない。政治家たちは憲法を読んでいるのか、
公務員は国民の奉仕者と書かれている。奉仕者が「国葬」なんて在り得ない。
「国葬」の理由として、長期間首相を務めたと現首相は理由を述べたが、この
政治家は憲法改正を強行に訴え、自衛隊という武力組織の憲法への明記を
願望し、軍事力の強化と称して、敵基地攻撃能力の戦力を保有することを訴えた。
憲法改正や軍事力の強化、これらを公務員である政治家が訴えることは憲法違反
である。憲法第十章最高法規「憲法尊重擁護の義務」が明記されている。ただ、
第九章改正で憲法改正は可能であり、憲法を改正することは憲法違反とは
言えない。
憲法を守る義務があり、憲法を改正することも出来る。
現時点で「国葬」であるのなら、憲法を尊重し、擁護する立場の政治家が「国葬」
に成るべきではないのか。
平和憲法と世界で認められ、日本の発展に貢献した平和憲法は今も健全で
あり、日本の発展に寄与しているのは確か。現首相が理由とする長期間の首相の
立場と日本の存在価値を世界に示した平和憲法を改正する立場の政治家が
「国葬」では余りにも現憲法に申し訳なく、長い期間、日本の平和に貢献した憲法は
憲法改正を主張した政治家に敗北したことにならないか。
謙虚な心、謙虚な姿勢、平和憲法によって、日本はどれほどう救われてきたか、
現首相と言う陳腐な人間には分からないようだ。