結局、問題なのは有権者の知性にあるように感じてならない。日本の民主主義は
戦争に負けたことで民主主義という国民が主権者である国になった訳で、国民が
勝ち取ったものではない。テレビの出演者を見ていると非常に鈍感な人たちを
見る。例えば前から言っていることだが大学の先生とかコメンテイターの人もロシアの
残虐な独裁者プーチンを「プーチンさん」と未だにテレビの中で言っているのを
見かけるが、民主主義に於いて人々を無差別に殺し、街を兵器で破壊する独裁者を
「プーチンさん」と「さん」付で呼ぶ姿には怒りも憎しみも無く、日本が軍国主義時代に
戦場の戦果を喜ぶ大日本帝国の国民のような感じなのかと疑ってしまうほど、
何となく、寂しい感じがする。と言うより怒りと知性の無さを感じてならない。それは
正に問題の政治家が問題の宗教にお世話になり、その宗教のお世話になった人に
「その人は見識のある立派な人だったよ」と言うような愚かさを感じる。
何てったて、余りにもこの国はいい加減でどうしようもない国のように思えて
ならない。コロナ感染症も検査を十分に出来る体制を作れば、感染者を短期間で
見つけ、他人に感染させない処置を取る。無症状の感染者が居る限り、検査体制を
十分に備えないで感染症を無くすことは出来ない。