日本が敗北した大国は民主主義国家であり、自由と平等を主張し、国民は
国家を支持し、自国を守る姿勢は大きかったのではなかったか。日本は天皇を
頂点に軍国主義国家、他国を侵略し、他国の全てを奪う侵略国家、そして、
国民の心はただ国家に従うという奴隷のような存在、まあいい過ぎかもしれないが、
国民一人一人が自主的に国を守るという意思はなかったのではないだろうか。
教育もろくに無い国民が天皇の名の下で戦ったところで、もし、その戦いに勝った
としても国民は心から喜ぶ、知識も無かった。
テレビの出演者には戦うことで大きな犠牲者が出るといい、暗に降伏を匂わせる
人がいるが、それは他人事であり、当事者を理解していない、幸せ者の考えでは
ないか。民主国家の中で裕福に暮らし、何不自由もない生活を送っている幸せ者
ということだ。
民主国家知り、民主国家でありたい人たちの気持ちを理解すべきであり、日本の
敗戦は民主国家の核兵器で齎された。うがった見方かもしれないが軍国主義国には
どうしても負ける訳には行かないという厳しい心が在ったということではないか。
現在の侵略国家、核兵器大国ではあるが、核兵器を使う強い意志が国民に
あるかどうかだ、軍国主義を守る強く、厳しい心があるとは思えない。
たった一人の独裁者が核兵器を使ったら、自国民の心がその意思に耐えられるか
ということだ。多分、国民は耐えられない。