どういうことなのか。ロシアの専門家や軍事の専門家たちの話はロシアを
犯罪国と思っていないように聞こえる。この人たちはウクライナへの軍事侵略の
始めの頃は多くの専門家たちが「プーチンさん」と言っていた。何となく「プーチン」
を尊敬しているような雰囲気が漂っていた。
軍国主義を批判する立場としては、日本の軍事の専門家たちは「プーチン」の
戦略に酔っているような、ロシアの軍事侵略を喜んでいるのではないと思うが
ウクライナの降伏を望んでいるような解説が多かったように記憶する。
結局、軍事の専門家は軍国主義者であり、ロシアの軍事侵略は軍事研究には
好材料であり、ロシアへの批判より軍事戦略に夢中に成ったのではないか。
軍事評論家たちはロシアを犯罪者と見るのではなく、戦争の加害者と見るだけで
ロシアを批判するでもなく、怒るのでもなく、ただ、ロシア軍の成果を解説する
だけの様に聞いている。
「プーチンさん」という言葉に、ロシアの軍事侵略を評価する気持ちが表れている
のかもしれない。
もう「プーチンさん」止めてくれ、ウクライナの国民を思えば、そんな呼び方は
ないだろう。大学の先生らしく。それに食料問題で苦しんでいる人々の責任も
「プーチン」だろう。