日本の知恵 ID:Phh58427

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*　社会問題　(7) *
* 自衛隊の価値(5)
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*　悪人たちの国家(89) *
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　感染病対策の基本は感染者の隔離でしょう。日本が取った対策は基本が
成っていない。だから、テレビを見ても解説者の意見を聞いてもほとんど
納得が出来ない。医療崩壊を防ぐ為に感染者を積極的に見つけようと
しない対応をテレビは批判もしない。医療崩壊ばかりを強調し、感染病患者を
社会に放置する対策を支持して来たのはテレビであり、テレビの解説者たちだ。

　医療崩壊をさせない為に感染病患者を人的に調整をしたことを医療関係者や
テレビが自慢していたように記憶する。他国の患者数からすれば、感染患者数が
少なく、自分たちの医療対応を誇っていたのではないか。それは今もそうかも
しれない。

　感染病に立ち向かう政府の姿勢が余りにも愚かに思ったのは、布マスクの
配布ではないだろうか。そして、それを指示した現首相の哀れな能力を嘆かない
わけにはいかなかった。感染病に立ち向かう政府の最高指導者が布マスクを
国民に配布して、感染病対策とするという発想はあまりにも幼稚すぎるのでは
ないだうかと考えてしまった。国民の税金466億円を布マスクに使い、日本の
全所帯5000万の所帯に2枚ずつを配布して感染病対策とするという対応を
どのような知識の中で選択したのか理解に苦しむ。

　税金466億円を布マスクにして5000万所帯に2枚づつ送ると一所帯932円に
なる。たった2枚の布マスクが932円、家族4人でも2枚の布マスクだ、家族4人では
2枚の布マスクでは分けることもできない。

　466億円の価値を考えてみると東京に聳え立つスカイツリーの建設費が400億円
ということだ。たったの2枚の布マスクと比較するとスカイツーの価値観は比較に
ならない。日本の指導者であるならば、感染病対応を考えるならば、あまりにも
ひ弱な対応ではないのか。

　466億円を一台500万円のPCR:検査機に使ったとすれば9320台の検査機を
購入することが出来る。この台数を全国の医療機関に送ればと考えると
それは余りにも惜しい税金の使い方のように感じる。

　そして、466億円をPCR:検査に使えばと考えたとき、一回の検査費用を2万円と
想定し、何回の検査が出来ると計算すれば、その回数は233万回の検査が
出来るという答えを得た。この233万回の検査を感染病患者の判定に使ったと
すれば、どれだけの人の命を救うことが出来たのかと想像すると余りにも哀れな
思いが浮かんでくる。

　布マスクの思いは儚く悲しい悪夢ではないだろうか。一世帯2枚の布マスク
ではなく、日本の首相ならば、全ての国民一人一人に皆さんマスクが不足して
いるので、自宅にある布でマスクを作ったらどうですかと一言言えば、日本の
国民はその一言に感動し、布マスクを作ったのではないでしょうか。そして、
466億円で検査機9320台を購入し、全国の医療機関に配布しますと言えば
いいのではないでしょうか。または全国の医療機関に233万回のPCR検査を
実施する為の予算466億円を保証しますと言えばいいのではないでしょうか。

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