税金466億円を布マスクにして5000万所帯に2枚づつ送ると一所帯932円に
なる。たった2枚の布マスクが932円、家族4人でも2枚の布マスクだ、家族4人では
2枚の布マスクでは分けることもできない。
466億円の価値を考えてみると東京に聳え立つスカイツリーの建設費が400億円
ということだ。たったの2枚の布マスクと比較するとスカイツーの価値観は比較に
ならない。日本の指導者であるならば、感染病対応を考えるならば、あまりにも
ひ弱な対応ではないのか。
466億円を一台500万円のPCR:検査機に使ったとすれば9320台の検査機を
購入することが出来る。この台数を全国の医療機関に送ればと考えると
それは余りにも惜しい税金の使い方のように感じる。
そして、466億円をPCR:検査に使えばと考えたとき、一回の検査費用を2万円と
想定し、何回の検査が出来ると計算すれば、その回数は233万回の検査が
出来るという答えを得た。この233万回の検査を感染病患者の判定に使ったと
すれば、どれだけの人の命を救うことが出来たのかと想像すると余りにも哀れな
思いが浮かんでくる。
布マスクの思いは儚く悲しい悪夢ではないだろうか。一世帯2枚の布マスク
ではなく、日本の首相ならば、全ての国民一人一人に皆さんマスクが不足して
いるので、自宅にある布でマスクを作ったらどうですかと一言言えば、日本の
国民はその一言に感動し、布マスクを作ったのではないでしょうか。そして、
466億円で検査機9320台を購入し、全国の医療機関に配布しますと言えば
いいのではないでしょうか。または全国の医療機関に233万回のPCR検査を
実施する為の予算466億円を保証しますと言えばいいのではないでしょうか。