「悪態」言われた男は、家族の車を負い始めた、それは「あおり運転」の始まりだ。
多分、男の神経を刺激し、肉体と精神が錯乱し、獲物へ集中する心を抑えることが
出来ない快楽へと進んだのではないか。
男は家族の乗る車を「あおり」始めた。男に取って、「あおる行為」は快楽でもあり、
その反面、恐怖でもあるはすだ、なぜなら、自分以上に恐ろしい人間であったならば
「あおり行為」は破滅を意味するからだ、しかし、相手は家族であり、その恐怖心は
無くなり、家族の乗った車は餌食でしかなくなった。
恐怖心が消えた男は家族の車を必要に「あおった」、そして、恐怖心が消えた男は
家族の車を高速道路上で停止させてしまった。
男は停止させ、更に車から降りて、家族の車に行き、悪態を言った父を攻めた。
高速道路上で二台の車は追い越し車線で停車している。それは危険であり、
後続の車が激突する恐れがあった。
そして、悪夢は死神を呼んだ。家族の車にトラックが激突し、父と母が死んでしまった。
死の原因はトラックの前方不注意であり、あおった男の罪は高速道路上に停止
させた罪、裁判で男が死亡の罪を問われたが、死亡させたのはトラックであり、
あおった男は殺してはいないし、殺すつもりもなかった。
確かに悪い、しかし、高速道路上でも前方を確認ないで、停止している車に衝突する
ことを認めてはいけない。トラックは止まるべきだった。高速道路上の渋滞はよくある、
車が故障して停止することもある。高速道路に迷い不法に侵入する人もいる
そんな人を跳ねてもいいはずがない。