検察は裁判におてい夫婦が死亡したのはあおった男の責任とし、重い刑罰を
言い渡し、20年以上の刑罰としている。
裁判において、重要なことは公平であるということだ。今回の事件を見る
限り、検察が指摘したあおり運転が死亡の原因として刑罰を決定している点で、
大きな間違いを犯していると言える。事故の状況をみる限り、トラックが追突
したことで、夫婦が死亡したのは明らかであり、あおり運転で死亡した訳では
ない。
裁判を公平に行う為には単純明快でなければならず、今回の事件は死亡させた
トラックに原因があり、死亡事件はトラックによる追突事故として扱うべきだ。
追突事故は前方不注意、居眠り運転、速度の出しすぎ、よそ見運転、
操作ミス、車の故障など色々な原因が考えられる。今回の事故が何によって
起こったか警察は調べた筈であり、いかなる場合においても、前方の車に
追突すれば乗っている人が死ぬ可能性はあり、その責任は運転手が
取らなければならない。正に単純明快と言える。
多重追突の責任は全て後方の車の責任ではないのか。原因がなんで
あれ、多重事故を一つの原因で対応することは不可能であり、今回も
死亡させたのはトラックとすべきだ。
あおり運転によって停止させられたので、トラックが停止できず追突した。
だから、あおり運転者の責任と検察は裁判で主張しているが、それでは法律の
公平を保つことは出来ない。