ローマはその新興カルト教団を迫害はしませんでした。
ローカルのコミュニティの中で労働契約問題や納税問題、住民との小さなトラブルなどを頻繁に起こすこのカルト教団について、
官僚制法治国家であるローマは地方行政においてローカルからの「何とかしてくれ」と言うつきあげをくらい、それぞれさまざまな微罪適用によって対処しています。公的資料が残されています。
ローマにとってユダヤ民族は
出自がエジプトであること
独自の歴史ある文化を持っていること
により、文化的民族とされていました。
キリスト教教団はその新興分派として認識されていたのみでした。