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「暗記テスト」だけでは思考力は身に付かない
授業やテストも変えていきたいと思っています。
日本の学校の授業では、先生はひたすら黒板に向かって文字を書いて教科を教えていますが、もっと面白い授業の仕方があると思います。例えば、パワーポイントでのまとめや画像、アプリや道具を活用した能動的授業を促進する必要があります。
また、試験の内容も暗記が中心で、本当に重要である考える力や表現する力はほとんど問われていません。教育の世界では、他の業界、社会や分野から学ぶという姿勢が欠けていると感じています。マネジメント力の育成も不十分です。日本の学校教育の世界に改善の余地がいくらでもあると感じました。
私は将来的に、学校の試験を3種類に分けて実施すべきと考えています。
一つ目はオープンノート試験です。自分のノートを見ながら、より良い回答を考えていく。そこでは暗記力は問われませんし、点数もつけません。二つ目はグループテストです。4人でグループを作り、問題解決に取り組むのですが、一つの正解にこだわらず、とにかくさまざまな考え方や回答をグループで考え出すこが大事なのです。
三つ目が暗記型のテストです。大学受験に向けては校外模試を活用することで、教員の作問・採点の負荷もかなり減るはずです。教員の負荷が減ると、改善を考える、導入する余裕が生まれます。
(全文はソースで)
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