この数字が正しいとすると
提婆達多という悪人が釈尊の教団を分裂させたという阿含経の記述があり、その提婆達多派が紀元後7cまで長く続いていた記録がある
大乗仏典でも法華経には提婆達多品があり、天台系の法華涅槃で言う闡提成仏というのは、提婆達多派の見解を取り入れた経典という意味の可能性がある
最澄の系統は、基本的に提婆達多系の宗派で、苑含め、そこの信者は提婆達多の信者
空海の古義新義と、所縁の浄土宗派は、釈尊の教団で、そこの信者は釈尊の信者
釈尊vs提婆達多の対置構造が、現代日本においても続いている、ということになる