国軍から留学生を受け入れた日本
日本政府は今年度、ミャンマー国軍から4人を留学生として防衛大学校などで受け入れている。国際人権団体は国軍への支援にあたるとして日本政府を批判しているが、アシン・ターワラさんは「日本が民主主義を尊ぶ国であるのなら、すぐに受け入れをやめてほしい」と訴えた。さらに、国軍と関係する日本企業にも取引をやめるよう求めた。
アシン・ターワラさんは6月3日に来日。22日には大阪市内に住むミャンマー人の自宅を訪れ、民主化運動で命を落とした人たちに祈りを捧げた。日本には月末まで滞在する予定だ。
会見では「ミャンマーの市民は自分たちで行動し、未来を作っていかなければならない」とも話し、そのための人道支援を呼びかけた。食糧や医薬品が特に不足しているという。
支援の申し出は、NUGを支持する一般社団法人「ミャンマーグローバル支援財団」(https://myanmarglobalsupportfoundation.org別ウインドウで開きます)へメール(bunny.oota@gmail.comメールする)で。(宮崎亮)
(おわり)