検察が証言をでっち上げていた名張毒ぶどう酒事件、再審請求を棄却 そりゃゴーン会長も逃げ出すわ #2

2番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2022/03/04(金) 12:44:28.64 ID:???

元東京地検特捜部検事の高井康行弁護士の話

 弁護団が提出した証拠は曖昧で信用性に欠けており、棄却は妥当な判断だ。ぶどう酒瓶の王冠の封かん紙の貼り直しについては、弁護団が提出した証拠が不十分で製造時と異なるのりが付着していたとは断定できない。また、15年ぶりに検察が開示した酒瓶の口に封かん紙が装着されていたとする住民の供述は、そもそも封かん紙がついていたかどうかは注目して見る対象ではなく、住民の証言の信用性そのものが疑われる。確定判決を覆すような証拠価値はない。

初の死後再審となった徳島ラジオ商事件の再審開始決定に関わった元裁判官の秋山賢三弁護士の話

 非常に残念で、司法にとっては一種の恥ではないか。徳島ラジオ商事件では、長年積み重ねてきた証拠を総合的に評価したことが再審開始につながっている。名張事件も今回提出された証拠だけでなく過去の証拠とも照らし合わせた上で、結論ありきではなく、裁判官は一つ一つの証拠を丁寧に精査すべきだ。そもそも1審では無罪だった判決が2審で死刑判決に一転するほど不安定な判決。もう一度最初から洗い直すべきだ。

名張毒ぶどう酒事件

 1961年3月、三重県名張市の公民館で開かれた住民の懇親会で、農薬が混入された白ぶどう酒を飲んだ女性17人が中毒症状を訴え、うち5人が死亡した。奥西勝・元死刑囚が「妻と愛人との三角関係を清算しようとした」と自白したとして逮捕されたが、起訴前に否認に転じた。64年12月の1審・津地裁は無罪としたが、69年9月の2審・名古屋高裁が逆転死刑判決を言い渡し、72年6月に最高裁で確定した。無罪からの逆転死刑は戦後唯一のケースとされる。

(おわり)

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