条例や規則、公布せず無効状態に
岩手・大槌町、1年半82件
2022/2/15 21:13 (JST)2/15 21:31 (JST)updated
岩手県大槌町は15日、町税の改正条例や規則など計82件を1年半にわたり公布していなかったと発表した。施行には同町の公告板で掲示し公布しなければならず、条例や規則が無効状態のまま、町税や介護保険料を徴収していた。同町は無効とした場合、影響が大きいため、適切に公布したものとするとしている。
町は担当職員の交代や上司の確認不足が原因だったと説明。「事態を重く受け止めている」とし、関係職員の懲戒処分を検討する。
町によると、2020年4月~21年9月、議決された条例46件と町長が決裁した規則36件が未公布だった。町税や保険料などを改正する条例が含まれる。
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