北京五輪のボブスレー競技で、東京都大田区の町工場が“出場”を目指した「下町ボブスレー」のそりの不採用が19日決定した。
イタリア代表が6日の欧州杯に「下町ボブスレー」で出場して3位に入り、初の五輪での採用が期待されていた。そりは約20社の町工場が集結し、約200点のパーツで製作。五輪は3大会連続の挑戦だったが“三度目の正直”とはならなかった。プロジェクトの委員長を務める三陽機械製作所の黒坂浩太郎社長(52)は「コロナ下で、現地で直接ドライバーの声を聞けなかったのが響いた。でも諦めません」。26年イタリアで共催となるミラノ・コルティナダンペッツォ大会に目を向けた。
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