毎月勤労統計調査、抽出率逆数の扱いを2018年1月から改悪していたことが判明
(メチャクチャ長いので一部抜粋)
毎月勤労統計調査の抽出率逆数の扱いがおかしいことについて、10月に「毎月勤労統計調査の改善に関するワーキンググループ」参加者にあてて情報提供していた。その内容が、11月5日の第3回会議 で言及されたようである。
毎月勤労統計調査の標本設計は、おおむね、事業所規模が大きいほど抽出率も大きくなるようになっている。このため、厚生労働省方式の調査数値復元では、各規模区分内の事業所規模の分布が、真の分布より上方に偏って出てくることになる。一般に、事業所規模が大きいほど給与も高い傾向があるので、この方式を導入することで、平均給与を実態よりも高く推計しているものと期待できる。
https://remcat.hatenadiary.jp/entry/20211229/wg3
2021-12-29 (TANAKA Sigeto)