東欧およびバルト諸国を標的にハッキングと偽情報の拡散を続けてきたハッカー集団「Ghostwriter」。これまでロシア政府の関与が疑われてきたが、実際は東欧にある“独裁国家”の関与が濃厚であることが、脅威インテリジェンス企業による分析で明らかになってきた。
ハッキングと偽情報の拡散を続けてきた「Ghostwriter」と呼ばれるグループが、少なくとも4年にわたって東欧およびバルト諸国を悩ませている。このグループは、その手法や反NATO(北大西洋条約機構)で反米という姿勢から、ロシア政府が主導している可能性が広く指摘されてきた。
欧州連合(EU)は9月末に、一部の加盟国がGhostwriterへの「ロシア政府の関与を確認した」とまで断言している。ただし、結論から言うと、それは正しいとは言えない。脅威インテリジェンス企業のMandiantによると、Ghostwriterのハッカーはベラルーシの支援を受けて活動しているというのだ。
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https://wired.jp/2021/11/19/ghostwriter-hackers-belarus-russia-misinformation/