1959年の冬、旧ソ連領ウラル山脈で若い登山者9人が謎の死を遂げた。以後約60年にわたってこの事件は、宇宙人の関与から核実験の失敗まで数知れぬ仮説を生み、ロシア人の想像をかき立ててきた。
いわゆる「ディアトロフ峠事件」だが、経験豊かな登山者一行の死因について、1月28日付の国際科学誌「コミュニケーションズ・アース・アンド・エンバイロメント」に掲載された新たな調査報告は、自然現象によるものだという説を後押ししている。
学生を中心とする登山グループの中に生存者はなく、遺体は凍った状態で雪深い一帯に散乱。中にはひどく傷ついたものもあった。ロシア当局は昨年、全員が雪崩で死亡したと断定したが、疑問は残ったままだった。
後に発見された遺体の中には、異様に変色したものや眼球がなくなっていたものがあった。また内部損傷があるのに外傷が見当たらない遺体もあった。
男性1人の遺体からは高レベルの放射能が検出され、女性1人の遺体には舌がなかった。刑事事件として捜査が開始されたが、間もなく打ち切られた。
(中略)
研究者らは、設営から9時間半~13時間半後に雪崩が発生したと推定している。
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https://www.afpbb.com/articles/-/3329360