>>871 続き
承前)医局での議論の中心は、副反応が怖いといった話ではなく、私たちに回ってくるであろう最初のワクチンが、変異株をカバーできそうにないことである。
英国株B.1.1.7には効果は低く、個体差も考慮すれば事実上無効の人も出るだろう。(続く
承前)南アフリカ株B.1.351にはほぼ効かないと考えて良い。さらに国内でも報告されるようになった日本株?B.1.1.316に至っては評価の俎上にも載っていない。
免疫をPCのOSになぞらえるなら、ワクチンはセキュリティーホールを埋めるアップデートパッチである。(続く
承前)パッチがリリースされるたびに次々と無思慮に取り入れて安全か、というとそうでもなさそうである。
武漢型が他国ほどには猛威を振るっていない日本では、【防疫効果を得る前にワクチンの陳腐化】が起こりそうに思われる。これに貴重な一回目の接種チャンスを使うのか、迷いが生じている。(了