キャンプブームで山林を買う人が増加。思わぬ落とし穴に注意 #1

1番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2020/11/02(月) 03:51:49.31 ID:TVZ1MXVt

 軽い気持ちで山林の所有者になる人は、管理義務を軽視しているのではと指摘されています。

「遺産分割協議で相続された方から『不要な山林を売却したい』という相談が会社に持ち込まれます。それを私が査定することになるのですが、“地目:山林”の土地は多くは傾斜地で、長年、人の手が入らず草木が生い茂っている状態です。
プライベートキャンプ場を持ちたいと考える人は、山林を買った後キャンプができるように開墾する手間があって、それを楽しいと思えないと厳しいですね。
逆に言えば、業者がお金をかけてまで開発したいとは思えない土地が売りに出てるわけです。
物件によっては入り口からすでに傾斜しており、車が入れないような土地もあります。」

「また近年、勢力の強い台風が訪れ、各地に大きな爪痕を残しています。仮に土砂災害警戒区域の土地を購入して自分の山で土砂崩れが起きたら、道路をふさいだり、他人の家を壊した責任は、土地の所有者が問われます。
土砂災害警戒区域はリスクの高い土地なので、地元の不動産業者の間では売ってほしいと頼まれても怖くて媒介すら受けない扱いで、売るに売れない土地の代表格。安いという理由だけでの購入はおすすめできません」

 購入した山林は売却等による出口が期待できないことから「将来年をとって、キャンプをする元気がなくなった時、売ろうとしても売れないリスクが高い」と警鐘を鳴らします。

「仕事で山林の査定をしていると言いましたが、事例だけを見た簡易査定ではなくて、役場、業者、ハザードマップ、開発した場合の費用、など鑑みてガッチガチの査定を行った結果、査定価格が0円になることは珍しくありません。
太陽光発電用地にもならない中途半端な広さの山林はそれだけ需要がない=買い手不在なのです」
https://bizspa.jp/post-372936/

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