名目、実質とも賃金減少
19年11月の毎月勤労統計
厚生労働省が8日発表した2019年11月の毎月勤労統計調査(速報、従業員5人以上の事業所)によると、基本給や残業代を合わせた1人当たりの現金給与総額(名目賃金)は28万4652円で、前年同月に比べ0.2%減った。減少は3カ月ぶり。物価の影響を加味した実質賃金は0.9%減で名目、実質ともにマイナスとなった。
実質賃金は10月の速報値(0.1%増)が確報値の段階で0.4%減へ修正されたのに伴い、11月は2カ月連続の減少となった。賃金が比較的低いパートタイム労働者が増え、全体の水準が下がったとみられる。
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2020/1/8 08:31 (JST)1/8 08:44 (JST)updated
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