南海電鉄の関西空港に通じる特急「ラピート」の台車に亀裂が見つかった問題で、通勤電車でも2014年度以降11か所の亀裂が見つかっていたことが分かりました。
南海電鉄によりますと、高野線で運転している1996年製造の通勤電車「2000系」は、今年3月の定期検査で車両の台車に長さ30cmと5cmの亀裂が見つかっていたということです。
南海電鉄は近畿運輸局に対して「車両の走行時に発生した力が台車に一部集中したことで亀裂が発生したと推定している」と報告。台車を補修して現在は営業運転しているということですが、南海によりますと2014年度以降ラピート以外の通勤電車で合わせて11か所の亀裂が見つかっているということです。
今回の問題で南海電鉄は8月30日午後5時から初めて会見を行い、今後の対策などについて説明するとみられています。
南海・通勤電車の台車にも亀裂 特急「ラピート」以外に合わせて11か所 | MBS 関西のニュース
https://www.mbs.jp/news/kansainews/20190830/GE000000000000029385.shtml