>>1 岩屋毅防衛相「原因判明していないので飛行停止は求めませーん」
東京新聞:米軍ヘリ窓落下 防衛省飛行停止求めず 沖縄副知事が抗議:政治(TOKYO Web)
https://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/201909/CK2019090402000131.html
米軍普天間(ふてんま)飛行場(沖縄県宜野湾(ぎのわん)市)所属のCH53E大型輸送ヘリコプターの窓が落下した事故を巡り、沖縄県の謝花喜一郎(じゃはなきいちろう)副知事は三日、防衛省で原田憲治副大臣に対し、米側に一週間の運用停止を申し入れるよう抗議した。岩屋毅防衛相は記者会見で、原因が判明していないにもかかわらず、飛行停止を求める考えはないと強調した。
事故は八月二十七日、ヘリが沖縄本島の東約八キロの海上を飛行中に発生し、重さ約一キログラムの窓が外れて落下した。普天間飛行場に隣接する小学校の校庭に同型ヘリの窓枠が二〇一七年十二月に落下した際には、防衛省が米側に飛行自粛を申し入れた。
対応が異なる理由について、岩屋氏は「それぞれの事案で判断している」と述べるにとどめた。落下場所が海上で人的・物的な被害情報がないため、飛行自粛を求めていないとみられる。落下物の危険にさらされている沖縄県は防衛省の対応に反発を強めている。
謝花氏は原田氏との面会で、相次ぐ事故を批判した上で「米側から再三再四、安全対策に万全を期したとの回答を得ている中でまた今回の落下も起こった。米側の対応にものすごく不信感を覚えている」と指摘。防衛省が県に事故を通報したのが発生二日後の八月二十九日と遅かったことにも苦言を呈した。