>>12 続き
ネット上では当然全方位から批判が上がっており、国民民主党の原口一博元総務相からは「本当に柴山さんですか?」と疑われる事態となっています。
原口 一博認証済みアカウント@kharaguchi
選挙権が18歳に引き下げられました。高校生も18歳以上が投票できることに。学校で、しかも昼休みに政治を大いに語ってもらう事のどこに疑問を挟む余地があるのか、そちらの方が疑問です。
本当に柴山さんですか?
予算委等で私が知っている柴山さんは、謙抑的な方ですが。
何か私の知らぬ深い理由が?
https://twitter.com/kharaguchi/status/1170541611605868544
原口 一博認証済みアカウント
釈迦に説法ですが公職選挙法、政治資金規正法は、それぞれ選挙活動の自由、政治活動の自由を基に法律が組み立てられています。選挙期間中とそれ以外とでできる活動も異なります。
この高校生のツィートを読みましたがそもそも選挙活動とも読めません。大臣の職責は、自由と人権の学びを促すことでは?
https://twitter.com/kharaguchi/status/1170891981838417920
なお、文部科学省は2015年の「高等学校等における政治的教養の教育と高等学校等の生徒による政治的活動等について(通知)」で高校生の政治的教養の教育について以下のように通知しています。
> 政治的教養の教育においては、議会制民主主義など民主主義の意義とともに、選挙や投票が政策に及ぼす影響などの政策形成の仕組みや選挙の具体的な投票方法など、政治や選挙についての理解を重視すること。あわせて、学校教育全体を通じて育むことが求められる、論理的思考力、現実社会の諸課題について多面的・多角的に考察し、公正に判断する力、現実社会の諸課題を見いだし、協働的に追究し解決する力、公共的な事柄に自ら参画しようとする意欲や態度を身に付けさせること。
>
> (高等学校等における政治的教養の教育と高等学校等の生徒による政治的活動等について(通知):文部科学省より引用)
「昼食の時間に政治の話をする18歳の高校生」はまさにこの文科省の目指す輝かしい成功例のはずですが、どの辺りがお気に召さないのでしょうか。
(続く)