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▼無関心ではいられない
そうはいうものの、ドイツでもネオナチやポピュリスト政党が勢力を伸ばしている現実があるではないか。そう問うと「彼らが勢力を拡大しているのは事実。民主主義だから、極端な意見を持つ人がある程度いるのも仕方がない。でも、それが社会を覆い隠すようになった時の『危険』をドイツ人は歴史から学んでいる」ときっぱり。
ドイツでも1970年代から80年代初めにかけて、戦争への反省や謝罪はもういいだろうというような声があがったのだという。「でも、その時大きく声をあげて抵抗したのは、若者だったんです。同じ過ちを繰り返したら、一番困るのは若者だから」。彼女たちは歴史を、自ら未来につながるものとして引き受けているのだ。
「『慰安婦』の記述が日本の教科書から消されている!?」。 入れ墨と鼻ピアスが特徴の女子学生もびっくりしたように声を上げた。日本に2回留学したことがあるという彼女は、その当時に覚えた違和感に納得がいったとばかりに、こんなことを話してくれた。
「どうりで、日本人の学生と歴史や社会問題の話をしようとしても、何も知らないばかりか、興味もなくて、話がかみ合わなかったわけですね」
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【特集】ドイツの若者は慰安婦問題を扱った映画「主戦場」をどう見たか 「歴史を知る」。それは「問い続ける」ということ | 47NEWS
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