横浜市の新交通システム「金沢シーサイドライン」の逆走事故で、運行会社はが23日、会見を開き、自動運転再開の見通しがいまだ立っていないと説明した。車両の改修に必要な部材の調達に時間が掛かることが理由。運転士による手動運転で、本数を間引いたダイヤを当面続けるとした。
運行会社の横浜シーサイドライン(同市金沢区)は部材の手配に時間が掛かるため、改修の開始時期や期間などのめどが立っていないと説明。沿線の海の公園(同)では8月24日に花火大会が予定されているが、自動運転再開は間に合わないと想定し、駅での案内や苦情対応などを担ってもらうため、同区に職員の応援を要請した。当日は可能な限り、通常ダイヤに近い本数での運行を目指すとした。
また同社は、6月の運賃収入が前年同月比2937万円(9・3%)減の2億8723万円だったことも明らかにした。
逆走事故のシーサイドライン 自動運転再開見通し立たず 部材調達に時間(カナロコ by 神奈川新聞) - Yahoo!ニュース
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