子どもを持つことは、必ずしも親を幸せにはしない。事実、これまでの研究で、一般的に子どもを持つことは親の幸福度を低下させることが分かっている。
だが、ある最新の研究がついにその不幸せの原因を見つけたかもしれない。お金だ。
全米経済研究所が2月に出版したデビッド・ブランチフラワー(David Blanchflower)氏とアンドリュー・クラーク(Andrew Clark)氏の研究成果報告書によると、子育てがもたらす経済的な負担を除けば、子どもを持つことは親の幸福度を低下させず、上昇させるという。
研究者らは、ヨーロッパで2018年までの10年間、約100万人を対象に調査を行った。調査対象者に人生の満足度を毎年1~4点で評価してもらうとともに、「この12カ月間で月末に請求書の支払いが困難になったことがあるか? 」と尋ねた。
回答者の幸福度は、子育てをしている時期に低下した。
そして、この幸福度の低下の原因は明らかだった。それは経済的な苦労であり、子どもを持つことそのものではなかった。メリルリンチの2018年のレポートによると、アメリカでは子どもを18歳になるまで育てるのに約25万ドルかかる。ヨーロッパの一部の国でも、同様にかなりのお金がかかると報告されている。
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https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190317-00010000-binsider-bus_all
3/17(日) 8:10配信 Business Insider