医療用光学機器の世界的メーカー、オリンパス(本社・東京)の十二指腸内視鏡による検査・治療後、欧米の患者190人以上が抗生物質の効きにくい薬剤耐性菌に感染していたことが25日分かった。内視鏡の洗浄、滅菌しにくい構造が原因の可能性がある。米医療機関への注意喚起は積極的に行わないよう社内メールで指示していたことも判明した。
感染が直接の死因かどうかは不明だが、米国内では35人死亡の報道もある。遺族らは約50件の損害賠償訴訟を起こした。
オリンパスは「訴訟に影響を与えるため、コメントは差し控える」とした。
日本でこの内視鏡は販売されず感染は起きていない。
ソース
東京新聞:欧米で190人が院内感染 オリンパス内視鏡使用後:社会(TOKYO Web)
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2018112501001994.html