【ジャップ】泊3号機の非常発電機不良9年間気づかず 北電、11月発覚
12/06 05:00
原子力規制委員会は5日、北海道電力泊原発3号機(後志管内泊村)の非常用ディーゼル発電機で、端子の取り付け不良が2009年12月の運転開始時から約9年間にわたり放置されていたことを明らかにした。
今年11月の点検時に非常用発電機が動かないトラブルが起きて発覚した。
規制委は原発の運用ルールを定めた保安規定違反にあたるかどうか調査する。
非常用電源は停電時などに備えた安全対策の「とりで」とされ、北電の確認体制が不十分だった可能性がある。
規制委などによると、北電が11月9日に行った点検で、泊3号機の非常用ディーゼル発電機2台のうち1台が動かなかった。
発電機の制御盤にねじで固定されているはずの端子2本のうち1本が外れていたことが原因だった。
北電はこの事実を同22日にホームページでのみ公表していた。
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/255120