8月25日に脳腫瘍のため81歳で死去したジョン・マケイン上院議員は、ベトナム戦争で負傷し、捕虜となり、拷問され、米国において「英雄」と呼ばれ、米政界でも特に高名で尊敬された上院議員となった(文中敬称略)。
率直な語り口の持ち主で、良識と分別、バランス感覚を重視する保守政治家として、思想性の強い共和党議員と衝突することも多く、「異端児」と呼ばれ、好んでそう自称した。また、ドナルド・トランプ米大統領を、大統領選の最中から強烈に批判し続けた。
実務的な成果主義者で、結果を出すためには党内だけでなく対立する民主党との取引や譲歩も受け入れる、交渉の達人として評価された。
2008年には幅広い支持を得て大統領選の共和党候補となったが、バラク・オバマ前大統領相手に敗れた。保守派の支持獲得のためサラ・ペイリン・アラスカ州知事(当時)を副大統領候補に選んだことで、穏健派からは批判された。
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