モノになるかどうかわからない役立たない実験段階のものだからこそ「基礎」研究なんだけど
国民が科学は社会の役に立つものだと誤解しててそれってどういう役に立つんですかと聞いてくるから
科学者は詐欺みたいな回答をせざるを得なくなるの
国民が直接聞いてくることもあるけどもっと大事なのは「なんで役立たない研究に血税垂れ流してんだ」と
国民に突き上げ食らうと出世できなくなる官僚の意思
官僚を騙さないと基礎研究できないから科学者は嘘八百の研究計画と成果発表をする
モノになるかどうかわからない役立たない実験段階のものだからこそ「基礎」研究なんだけど
国民が科学は社会の役に立つものだと誤解しててそれってどういう役に立つんですかと聞いてくるから
科学者は詐欺みたいな回答をせざるを得なくなるの
国民が直接聞いてくることもあるけどもっと大事なのは「なんで役立たない研究に血税垂れ流してんだ」と
国民に突き上げ食らうと出世できなくなる官僚の意思
官僚を騙さないと基礎研究できないから科学者は嘘八百の研究計画と成果発表をする
>偽研究が全体の信頼を下げて、その負のフィードバックとして基礎研究に邪魔が入るんでしょ
そこは国民が何を大事に思ってるかなんだよ
詐欺師がいても真っ当な科学者によって科学が進むならそっちの方が大事だと思っているならいいんだけど
実際には国民は科研費=科学者の生活保護だと思ってる
だから生活保護と同じで保護されるべき人に金が行くことよりも
不正受給がなくなることのほうが大事だということになる
長い文章を読む価値を感じないからざっと目を滑らせただけだが
基礎教養のうちに雄弁術が入ってないのが問題だというのはそのとおり
でもその問題意識は現実に即してない
不正受給をなくすためだと事務手続きが煩雑になったら
その分だけ研究時間をそがれるし、面倒くさいからやめとこうかということになる
昔はどうだったのか知らないが今は「おいくら万円以上だと入札になるから買えない」みたいな話がよく出てくる
買おうとすれば入札の準備がめちゃ大変だし、買わなければその道具によって進むはずだった研究は進まない
そして買うための予算も毎年減額されていく
金がなければ研究は進まないから科研費を取るための大言壮語も増える
日本の科学はもう終わりだね
いや、あると便利だねじゃなくてほんとに研究が止まるレベルのものなら入札するよ
でも入札って準備することいっぱいあって大変なんだよ
小保方あたりから不正研究が注目されるようになっただろう
これを受けて研究倫理の研修が定期的に開かれるようになったのよ
壇上の人が小保方の行いを一つ一つ取り上げて「してはいけませんよ」と諭してくれる会
これ容疑者への尋問みたいですごく意欲を削いでくれる
あと定期的に全研究者と学生を集めて行うのだから人数×時間が無駄に費やされていく
問題なのは真っ当な研究が理解できなくてわかりやすい不正研究に群がって憤る低質な国民よ