中国のEV市場、電池交換式は主役になるか
新興企業の蔚来汽車が発売、大手部品メーカーが支援
2018年01月03日
https://newswitch.jp/p/11567
昨年12月に電池交換式の電気自動車「E38」を発売した中国の蔚来汽車。蔚来汽車のブランド名は「NIO」で、2014年に設立された中国のスタートアップ企業だ。
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そんな中、パナソニックも中国の現地企業にEVの生産を支援する提案を始めた。部品単位だけではなく、EVの生産を丸ごと支援することも想定する。その場合、津賀一宏社長は「OEM(相手先ブランド)メーカーの形になる」と話す。
中国では車メーカー以外の事業者も、EVの生産やシェアリングサービスなどへ参入機会をうかがっている。パナソニックは電子制御ユニット、コックピット機器などEV用部品を広く手がけ、実証用の完成車も製作している。現地企業と連携を広げ、関連事業の創出を狙っている。