作家の川端康成(1899~1972)や坂口安吾(1906~55)が新聞紙上に発表し、その後単行本や全集に収録されていなかった小説が、専門家の調査で相次いで発掘された。
一度は世に出ながら読むことが難しくなっていた、いわば「幻の作品」。7日発売の文芸誌「新潮」に掲載される。
川端の小説は「名月の病」という原稿用紙3枚ほどの短編。初期の代表作「伊豆の踊子」発表と同年の26年、日刊紙「都新聞」に掲載された。
続き
https://www.asahi.com/articles/ASL337G8ML33UCVL00D.html