各国の姿勢が問われたのは4年前の中国審査だ。
ノーベル平和賞を受賞した民主活動家、劉暁波氏(今年7月死亡)の軟禁について、米国は「即時に解放を」と追及した。
スウェーデンはウイグル、チベットへの人権侵害のほか、不当な行政拘禁が行われていると批判した。
対中接近のさなかだった英国やドイツの批判は生ぬるく、シリアやミャンマーなど親中国は「お手盛り」の賛辞一色。
報告書を見る限り、日本の勧告は「少数民族の権利を守れ」で、あまり踏み込んでいない。
もちろん、中国は200を超える勧告も馬耳東風で変化は望めない。
http://www.sankei.com/premium/news/171205/prm1712050005-n3.html