本論に入ったところで30行超えて訳を終えちゃったからわかりにくいけど
「フリードマン宇宙」はだいたいイコール「ダークエネルギー入り宇宙論」なのよ
フリードマンが提案した「物質が一様分布してる宇宙モデル」は方程式が簡単に解けるから
よく使われるんだけど、これで現代の宇宙観測の事実を説明しようとすると
ダークエネルギー項が必要になる
でもこの人たちは、物質は決して一様に分布しないと主張してる
普通は「宇宙は実際には一様分布じゃない (銀河には星がたくさんあるけど銀河間にはほとんどない) けど
まあ均して見れば一様分布で、そこからのずれは小さいと思って近似できる」と思って計算するけど
この人たち曰く「どんな小さな揺らぎでもその揺らぎはどんどん成長してやがて無視できなくなる」
正のフィードバックがかかってどんどん理想からずれていくことを「不安定」と呼んでる