【ワシントン時事】米連邦通信委員会(FCC)は14日、インターネットへの公平なアクセスを保障し、コンテンツを平等に扱う「ネットの中立性」を義務付けた規制の撤廃を決めた。
ネット接続業者は特定のサイト向けに追加料金で高速サービスを提供し、コンテンツへのアクセスを差別化できるようになる。
パイFCC委員長は過剰な規制が投資を抑えて技術革新を阻害したと批判し、「(規制撤廃を通じて)より自由で開かれたネットがもたらされる」と指摘。委員5人のうちパイ氏ら3人が撤廃を支持した。トランプ大統領は同日、「規制は目に見えない課税だ」と述べ、緩和に取り組むと強調した。
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