政府が留保した安保主権は軽くない。首都圏を含め、韓国の3分の2がTHAADの保護を受けることができない。
高高度から落下する北朝鮮のミサイルに無防備だという意味だ。
文在寅政権は米軍基地を守るTHAADの必要性を認めて導入を承認した。ところが、自国の国民のためのTHAADは留保した。
大企業のためにそうしたとは思わない。目指す所と終着点が分からない中国との関係のためにそうしたのだ。
だから、与えるものはすべて与えていながら「歴史的責任を取らなければならない」という脅迫に反論もできない。
歴史的責任だなんて。韓国が中国に言うことではないか。いつ、韓国が中国に責任を取るべきようなことをしたというのか。
日本がこのようなことを言ったとしたら、国が大きく揺れ動いていただろう。