これら各社が全固体電池の開発に取り組んでいる理由は、この新しい電池が現在の携帯電話やノートPCや電気自動車に使われているバッテリーよりも優れた点がある。
中でも大きな長所が2つある。高いエネルギー密度と短い充電時間だ。
開発中の電池は従来のリチウムイオン・バッテリー比で2.5倍のエネルギー密度があり、500マイル(約805km)の航続距離を実現可能としている。
また、その充電に掛かる時間はわずか数分だという。
他にも従来のリチウムイオン・バッテリーより生産コストが抑えられそうだということや、発火・爆発の危険性が非常に少ないという長所がある。