>>19 やっぱり続きも書く
「人々は、冷静に歩いて建物から出てきました。だけど、家族や大事な人たちがいないと気付くとパニックになり始めました。建物の外で、パニックが広がり始めました」
「僕は普段、金曜日の夜だったら遅くまで起きていることは時々あるけれど、ラマダンでない限り、週の真ん中で真夜中過ぎまで起きていることはありません。この建物にはたくさんのイスラム教徒が住んでいます。僕や他の人たちはラマダンのために起きていました。多分そのおかげで助かったのでしょう」
地元の女性はハフポストUK版に「イスラム教徒の男の子たちが、住民の命を救った。走り回ってドアをノックしてくれた。ラマダンに本当に感謝している」と話した。
アフメドさんはイギリスのニュース局「スカイニュース」にも、目を覚ましていたイスラム教徒がライフラインになったと話している。
「火事の目撃者がスカイニュースに、スフールのために起きていたイスラム教徒が、グレンフェル・タワーから避難するためのライフラインになったと話した」
火災が起きたグレンフェル・タワーには最大で600人が住んでいたという。現時点で12人の死亡が確認され、更に犠牲者は増えると考えられている。また、少なくとも75人以上が病院に運ばれて治療を受けていると見られる。
現地のイスラム教カルチャーセンターやモスクが、火事の犠牲者のための避難場所として解放されているという。