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東京新聞:FBI長官解任「第二のウォーターゲート」 捜査逃れ説が広がる:国際(TOKYO Web)
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/list/201705/CK2017051202000123.html
米メディアは十日、トランプ大統領に解任されたコミー前連邦捜査局(FBI)長官が在任中、ロシア政府による昨秋の米大統領選介入疑惑の捜査強化を司法省に求めていたと、相次いで報じた。ロシア疑惑を巡るコミー氏の言動にトランプ氏が激怒していたとも伝えられ、捜査を逃れるために解任したという疑念がさらに広がっている。
米メディアによると、コミー氏は九日に解任されるより以前に、トランプ氏周辺へのロシア疑惑の捜査を加速させるため、予算や人員の増強をローゼンスタイン司法副長官に要請した。司法省はその事実関係を否定しているが、コミー氏は連邦議員に要請の経緯を説明していたという。
米政治専門サイト「ポリティコ」によると、トランプ氏は、コミー氏が三月の下院情報特別委員会の公聴会で、大統領選へのロシアの介入を巡って、トランプ氏周辺とロシアの共謀の疑惑を捜査していると証言したことに激怒。オバマ前大統領に電話を盗聴されたとするトランプ氏の主張を、コミー氏が否定したことにも、不満を募らせていたという。
トランプ氏は十日、解任の理由について「いい仕事をしていなかったからだ」と説明し、サンダース大統領副報道官も「トランプ氏は大統領に当選した日からコミー氏の解任を検討していた」と指摘。ペンス副大統領は、ロシア疑惑捜査との関連を否定して「大統領は正しい時に正しい判断をした」と強調した。
野党・民主党上院トップのシューマー院内総務は十日、独立した特別検察官を任命してロシア疑惑を捜査するよう求め、連邦議会にも第三者による委員会を設置して調査するよう要求。上院情報特別委員会は十六日にコミー氏を招いて解任の経緯などを聴取することを決めた。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/list/201705/images/PK2017051202100030_size0.jpg