宮崎駿監督、ドワンゴ川上を一喝「生命に対する侮辱」 #1

1番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2016/11/14(月) 20:55:28.40 ID:pgutMi1/

11月13日に放送されたNHKスペシャル「終わらない人 宮崎駿」で、「スタジオジブリ」の宮崎駿監督が、ドワンゴの川上量生会長が持ち込んだCGを「生命に対する侮辱」と一喝する場面があった。

これは「スタジオ・ジブリ」のチームがCGで短編映画を制作し、宮崎監督が思うような動きを表現しようと苦闘する中で、ドワンゴ会長の川上量生氏が、自社の技術を説明に訪れた場面。

ドワンゴは「人工知能研究所 DWANGO ARTIFICIAL INTELLIGENCE LABORATORY」を2014年に設立している。そのCGは、人工知能で「速く移動する」ことを学習させたとしており、人体が頭を足のように使って移動するなど、グロテスクな動きを見せていた。

以下は番組内で交わされた川上会長と宮崎監督の会話。


川上量生会長
頭を使って移動しているんですけど、基本は痛覚とかないし、頭が大事っていう概念がないんで、頭を普通の足のように使って移動している。

川上量生会長
この動きがとにかく気持ち悪いんで、ゾンビゲームの動きに使えるんじゃないかっていう、こういう人工知能を使うと、人間が想像できない、気持ち悪い動きが出来るんじゃないか。

宮崎駿監督
あのう、毎朝会う、このごろ会わないけど、身体障害の友人がいるんですよ。 ハイタッチするだけでも大変なんです。彼の筋肉がこわばっている手と、僕の手でハイタッチするの。

宮崎駿監督
その彼のことを思い出して、僕はこれを面白いと思って見ることできないですよ。

宮崎駿監督
これを作る人たちは痛みとかそういうものについて、何も考えないでやっているでしょう。極めて不愉快ですよね。そんなに気持ち悪いものをやりたいなら、勝手にやっていればいいだけで、僕はこれを自分たちの仕事とつなげたいとは全然思いません。

宮崎駿監督
極めて何か、生命に対する侮辱を感じます。

川上量生会長
これって、ほとんど実験なので。世の中に見せてどうこうと、そういうものじゃないです。

宮崎駿監督
ええ、それは本当によく分かってるつもりですけど。

この後、ドワンゴのスタッフから「人間が描くのと同じように、絵を描く機械(を作りたい)」と説明を受けた宮崎監督は「地球最期の日が近い気がするね」とつぶやき、新たな長編企画の構想を始める。

Twitterでは、宮崎監督の正論に感服する声が多く上がった。

以下ソースで
http://www.huffingtonpost.jp/2016/11/13/miyazaki-hayao-dwango_n_12950618.html

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