「エロス」をテーマとした手塚治虫の遺稿を初公開した雑誌「新潮」12月号が、売り切れ続出だったため重版される。新潮社が10日発表した。19日以降順次、書店に並ぶという。
手塚治虫「秘蔵」のエロス 仕事場に眠る遺稿を初公開
手塚の仕事場の机とロッカーから2年前に発見された遺稿約200点のうち、「エロス」をテーマに選んだ29点を「手塚治虫のエロティカ」と題し掲載した。初版は通常の1・5倍となる1万1500部を刷って7日に発売したが、全国で売り切れ書店が続出し、5千部の重版を決めた。同誌の重版は、筒井康隆さんの小説「モナドの領域」を掲載した2015年10月号以来。(小原篤)
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