経産省 膨大な個人データ活用する新ビジネス創出促進へ
11月5日 11時08分 NHK
家電製品や自動車など、あらゆるモノをインターネットで結ぶIoTの普及が期待される中、経済産業省はネット上でやり取りされる膨大な個人データから新たなビジネスを生み出す仕組み作りを今後、民間企業とともに本格的に進めることになりました。
IoTは、あらゆるモノをインターネットで結ぶ技術で、工場での生産の効率化のほか、ネット上でやり取りされる個人データから、これまでにないサービスを生み出すことも期待されています。
例えば、車の走行データを自動車メーカーと保険会社が共有することで個々のドライバーに合った保険商品を開発したり、消費者の購買データを小売り店と金融機関が共有することで、それぞれのニーズに合った金融商品を提供したりすることも可能になります。
このため、経済産業省は、さまざまな業界の企業が参加する形で、個人のデータを仲介する「情報銀行」を設立するなどIoTの普及に伴って生じる膨大なデータから新たなビジネスを生み出す仕組みづくりを今後、民間企業とともに本格的に進める方針です。
ただ、個人データの活用にあたっては漏えいや、プライバシーの侵害などを防ぐ対策が欠かせないだけに、経済産業省ではこうした課題をどう克服していくかも検討していくことにしています。
https://web.archive.org/web/20161105024625/http://www3.nhk.or.jp/news/html/20161105/k10010756751000.html
「マイナンバーは必ず狙われる、そして攻撃者は侵入に成功する」、RSA幹部が警告
2015年7月27日 6時00分
http://cloud.watch.impress.co.jp/docs/interview/20150727_713494.html
いくら堅牢なファイアウォールを用意しても、頭のいい攻撃者は必ずその壁を乗り越える。それが次世代の壁であったとしてもだ。つまり、不正アクセスが起こらないような仕組みを考えるのではなく、不正アクセスがあった時に何をすべきかを考えるべきなのだ。重要なデータを狙う攻撃者は必ず存在し、侵入にも成功するだろう。だからこそ、侵入された時の対応を考えておくべきだ。